第八十八番札所 医王山 遍照光院 大窪寺
【御詠歌】
南無薬師諸病なかれと願いつつ
詣れる人は大窪の寺
大窪寺の歴史・由来
八十八ヶ所結願(けちがん)の霊場「大窪寺」。徳島県の県境に近い矢筈山(標高788m)の東側中腹に位置します。縁起によると、養老元年に行基菩薩がこの地を訪れた際に、霊夢を感得し草庵を建て修行をしたと言われます。弘仁6年に、唐から帰国した弘法大師が、現在の奥の院にある岩窟で、虚空蔵求聞持法を修法し堂宇を建立。等身大の薬師如来坐像を彫造し本尊とされました。また唐の恵果阿闍梨より授かった三国(印度、唐、日本)伝来の錫杖を納めて大窪寺と名づけ、結願の地と定めました。本堂西側にそそりたつ女体山には奥の院があります。大師が本尊に水を捧げるために独鈷で加持すると清水が湧き出たと伝えられます。その水を薬とともに服用し、ご利益を受ける人も少なくありません
第八十八番札所 大窪寺(おおくぼじ) — 四国巡礼の結願の地 🛕✨
香川県さぬき市にある大窪寺は、四国八十八ヶ所霊場の最後、第八十八番札所として知られる名刹です。
「結願(けちがん)」と呼ばれる巡礼のゴール地点であり、多くのお遍路さんが旅の締めくくりに訪れる、感慨深い場所です。

境内は深い山々に囲まれ、厳かな空気が漂っています。本堂に安置されている本尊・薬師如来は、古くから病気平癒や心身安楽のご利益があると信仰を集めてきました。

また、境内には大師堂や結願の証として奉納される杖納所があり、長い巡礼を終えた人々の祈りと感謝が込められています。お遍路をしていなくても、荘厳な雰囲気と歴史を感じられるおすすめスポットです。
観光客におすすめのポイント ✨
-
🛕 八十八番札所・結願の地として特別な意味を持つ寺院
-
🌲 自然に囲まれた厳かな雰囲気で心落ち着くひととき
-
🙏 薬師如来のご利益で健康や安寧を祈願
-
👣 杖納所で巡礼者の歴史と想いに触れられる
-
🍲 近隣には名物「打ち込みうどん」などグルメも楽しめる
